こんにちは。心理占星術研究会のChieです。
トートタロット、ご覧になったことはあるでしょうか。
わたしは、ずっと手元にもってはいましたが、
見るたびに、グワングワンと胸とお腹のあたりがうずまくように感じて、
リーディングにはいたらず、しまったままでした。
今回、第1期イントロダクションを受講しました。
トートタロットは「ナイルの泥の中からあらわれた爆発的なパワー」だときき、
「あのうずまく感覚はそれなのか、なるほど!」と頷いたものです。
人の生命力のもつ圧倒的なパワーをひきだす、それがトートタロットなのですね。
とはいえ、はじめに抱いたなじめない気持ちはすぐには消えません。
すこし居心地がよくないまま、トートタロットの絵をながめつつ、
教えていただいた瞑想をしました。
これは、1番目のカード、0:フールチャイルドとつながる瞑想です。
わたしのフールチャイルドのイメージは、はじめ子どもの姿であらわれ、
とてもおびえていました。
2回目は、落ちついた青年の姿。
3回目は、影のようにみえる力強い巨人の姿。
途中で、これは、わたしの中の、積極的に人生を切りひらく力の象徴なんだと気づきました。
はじめはおびえた子どもで、思いきり力を発揮することを怖れていた。
トートタロットは、運命に流されるのではなく、
自ら創造していく力を引きだすためのものです。
だから、カードにすぐにはなじめなかったんだ、と。
第1期を終えたいまは、リーディングがおもしろくてたまりません。
(まだ重々しい感覚がすこしありますが)
この変化は、トートタロットのもつ魅力もさることながら、
講師の松田さんの教え方のすばらしさによるところもかなり大きいです。
タロットとはなにか、
なぜ”あたる”のか、
タロットをあつかう姿勢や意識の整え方、
そして叡智とつながる方法。
非常にていねいに、分かりやすく、精神世界の構造から説明してくださいます。
瞑想やパスワーキングもしっかりとおこないます。
わたしは、もともと他のタロットカードでのリーディングはしていたのですが、
なんとなく直感的にとらえていたものが、
全体像をともなって、すっきりと腑に落ちました。
カードと向きあう姿勢にもぐっと芯がとおり、
読み解く力がいちだんと深まったのを感じています。
トートタロットにかぎらず、カードリーディングをされる方、
カードリーダーでなくても、目に見えない世界とかかわり、
象徴を読み解く力を強化したい方には、ぜひおすすめしたい講座です。