【感想】第二部2回「XI:欲望(Lust)のパスワーキング」

第2回は、Lust : 欲望 のパスワーキング。

” わたしの人生の、Lust とは ”、にまつわるストーリーをあらわすスプレッドを使い、パスワーキングをします。

まだカードの意味をすべては学んでいないのです。
頭でっかちにならず、直観的にカードからメッセージを受けとる力を育むことのできるタイミングですね。

講師の松田さんは、すこしお話をうかがうだけでも、すごい知識をおもちで、しかもそれが思考にとどまらず、実体験として落とし込まれ理解されている、と感じます。
(難しいことでもわかりやすくかみくだいてお話しされ、分かりやすいです)

だからこそ、でしょうか、ただ頭で知識を覚えるのではなく、直観的にカードからメッセージを受けとること、それを自分の言葉で表現すること、に重きをおかれています。

みなさんのパスワーキングのリーディングをシェアされるのですが、深くて豊かなイメージで読まれていて、理解が広がりおもしろいです。

もともとの意味がネガティブなカードもあります。
ただ、象徴の意味は、さまざまな角度からのアプローチがあるので、たとえば、” 人生の目的 ” といった位置にネガティブカードがでたときの読みとりは、複雑なぶん、とても興味をそそられました。

松田さんの説明は、一見ネガティブに思える象徴(ここではカードですが)から、その奥にある本質を読みとる、そして質問にふさわしい表現をみつける、ことを丁寧にサポートしてくれます。

わたしも、自分についてLustのスプレッドでカードを引いたときに、ポジティブに読みたい位置にネガティブカードがでました。
はじめは、やはり、うーん、、、むずかしい、と思いました。

パスワーキングをしてカードの意味を感じて。
生きていくなかで、一見、ネガティブに思える出来事や感情。
ネガティブ=悪い、とジャッジすることなく、その意味を見つめ、創造的にとらえてみると、その意味するところがしっくりと腑に落ちてきました。

 

わたしはトートタロットをあつかうと、重々しさを感じます。
トートタロットは、描かれた象徴の意味が豊かで、書物のようです。
カードが発するナイルの泥のなかからあらわれた圧倒的パワーとともに、叡智の重み、もどっしりとあるんだろうな、と思います。