トートタロット講座、いよいよ第二部に入りました。
大アルカナ、火地風水、それぞれのサークルにわかれた構造を学んでいきます。
1回目は、火、Lust のサークル。
火は、うつりかわるこの世のなかで、常に変わることのない根本的な原理をあらわします。
そして、Lust という言葉の意味は、欲望、渇望
このカードは、占星術でいう、獅子座と対応しています。
形あるものは移りゆく、けれども、あたえられたこの生を、この現実の世でまっとうするに等しい欲望とは、いったいどのようなものだろうか。
獅子座は、太陽とむすびつきます。
太陽系の中心で燃える太陽のエネルギー。
純粋な生命の欲求から生まれたものだろう。
太陽とともに燃える火の勢い=欲望を消してしまうことなく実現するとは、生命をまっとうすること、と感じました。
ただ一枚のカードには、生命の神秘、そしてそれを地上で創造的に発揮するためのストーリにまつわる象徴が豊かに含まれています。
そしてそれは、女性性と男性性とに展開して、この世の形へと姿をかえていく。
講師の松田さんの説明からは、バックグラウンドにある精神世界への叡智と洞察、そして現実世界への理解が豊かに感じられます。
深く納得し惹きこまれます。
まずは知識として、それらの象徴を学ぶのですが、直観的にカードとつながることで、知識は直観の表現をサポートしてくれるだろうと思います。
自分を整え、場をつくること、瞑想をとおしてまずは基本の姿勢を身につけることができるのも、この講座の大きな魅力です。
トップ画像は、NASAのHPより